Q&A 他社との構造材や床材の違いを教えて!(ヒノキ編)
- 管理建築士 石田
- 2024年4月29日
- 読了時間: 2分
こんにちは!建築士の石田です。
お客様より質問がありましたので一部抜粋して共有させていただきます。
Q.
他社ではヒノキの柱、土台、梁は集成材を採用しているけど、JOE設計との違いは?
A.
JOE設計の構造材(土台・柱・梁)とヒノキ構造材との比較
●土台:無垢ヒバ
ヒバは薬剤による防腐処理がなくても湿気・カビ・腐朽菌やシロアリに強く、
非常に密な年輪のためヒノキより固く、地面に近く湿気に晒される土台に最適です。
湿気に触れるとヒノキチオールが発生し、カビ・腐朽菌・シロアリを抑制します。
残念ながら国産ヒノキにはヒノキチオールがほとんど含まれていないようです。
ヒバはコストが割高で入手が難しい材木ですが、他に変えられない半永久的なすばらしい性能を持っているため、弊社ではどの建物でもヒバ土台が標準です。
防腐薬剤を圧力注入された材料や集成材は耐久性や強度、薬害の危険性に疑問が残るため一切採用しておりません。
●柱:無垢杉
縦にかかる力につよく、古来より柱に採用されており耐久性も高いです。
ただし、無垢柱の場合、特許技術で極限まで乾燥させないと反りや歪みが生じます。
ヒノキは杉よりも1割ほど強度が高く、普及材でも反りにくいとされていますが乾燥技術にバラツキがあります。
また、強度数値は建物全体の強度からすると誤差の範囲と考えても良い程度です。
従って、無垢柱は極限まで乾燥させた杉か、ヒノキを採用することが多いかと思います。
熱伝導率は杉が低く、ヒノキよりも杉の方が温もりを感じます。
ヒノキは見た目と香りにこだわりたい方には良いかもしれません。
集成材はシックハウスの原因であるホルムアルデヒドが発生する恐れがあるので一切採用しません。
●梁:無垢米松
米松はヒノキより曲がりにくさを示す数値が1割ほど高いです。
集成材が最も強いとされておりますが、前述の通り接着剤から出る有害物質(ホルムアルデヒド等)や耐久性(湿気や経年による剥離等)を考慮すると無垢米松が最適です。
●比較のまとめ
<木材強度>
土台 ヒバ > 檜
柱 杉 ≦ 檜
梁 集成材 > 米松 ≧ 檜
<価格>
ヒバ >> 檜 > 米松・杉 >> 集成材
<耐久性>
極限乾燥材(ヒバ・杉・米松)・檜 >> 集成材
<シックハウス・健康面>
無垢材 >>>> 集成材(ホルムアルデヒド発生の恐れ)
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