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執筆者の写真管理建築士 石田

【JOE設計・標準仕様】法隆寺にも使われている樹齢1000年ヒバ土台【素材へのこだわり】

更新日:2022年3月30日

JOE設計では樹齢1000年の無垢のヒバ土台を標準としています。

●土台とは・・・

土台は基礎の上に設ける木材で柱や壁を支え、家屋全体の荷重を担う大きな役割があります。

家屋全体の耐久性や耐震性の維持に最も大切な部分のひとつです。

大切な家を守るために、土台は堅くかつ湿気により腐食やシロアリに対して強くなければなりません。


●一般的な住宅では・・・

調達コストや林業の縮小の影響で、近年の一般的な住宅では腐食効果のある液体を注入させた集成材の土台が主流です。(一般的に緑色で表面に注入するための小さな穴がたくさん開いています)

薄い木材を接着剤で張り合わされたものがほとんどで、その耐久性は防腐材と接着剤の効果に依存してしまいます。果たして長期的にみて効果が持続するのか?と疑問に思います。

さらに外部に使用される集成材は「黒ノリ」と呼ばれる湿気に強い接着剤が使われるのですが、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドを放出します。


●ヒバがより土台に適している理由とは・・・

樹齢1000年の無垢ヒバ材土台は年輪が細かく非常に堅いので長期間の荷重や繰り返しの地震にも大変強いです。

また「ヒノキチオール」と呼ばれるヒノキの香りのする成分が大量に含まれております。(実はヒバにはヒノキに比べ圧倒的に多い量のヒノキチオールが含まれています!)

ヒノキチオールには強力な殺菌作用があり、木材を腐らせる腐朽菌やシロアリを寄せ付けません。


ヒバは湿気に触れるとヒノキチオールを発生させます。床下の湿気に反応して腐朽菌やカビを殺菌し、シロアリから家と住まう人を守ります。


住宅にとって大敵な床下の湿気により効果を発揮するとは、なんと理にかなった木材なんでしょう!

法隆寺の土台や昔の住宅にはヒバが使われてきたのはそのような先人の知恵があったからでしょう。

これ以上の土台に適した木材はありません。


弊社でもリフォーム工事でシロアリやにより土台がボロボロになっている状態を状態を多く確認していますので身をもって土台の大切さを感じます。


コンセプトハウスへお越しの方にはヒバ土台のサンプルを差し上げます。

お風呂に入れるとヒノキの香りがして心地よいですよ!



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